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虐待後遺症と経歴
- 2019/11/26(Tue) -
私の履歴書の経歴にはボコボコと穴がある。
虐待の後遺症のために治療に専念する間、私は短期間のバイトしかできなかった。
治療と、また復学した後に勉強にも追われていたために、短期のバイトしかできなかったのだ。

しかし、この経歴に空白期間が存在するということは、私の就職する上での見事な社会的ハンディキャップとなったのである。
仕方がないので、面接時には虐待のことは言わずに、「通信制の学校で勉強していたので、スクーリング期間などがあり、働けない時期がありました」と、言葉を濁して伝えている。

私は通信制の高校・大学で勉強したので、就職活動をしたことがない。
学校側での職場のあっせんはなく、就職活動の模擬練習などもなかったのだ。
全て自力で就職口を見つけなければならないので、卒業後はハローワークに行った。
卒業といっても、卒業できたのは30代前半であったので、新卒扱いにはならず、不本意ながら非正規(パート)として、大学で勉強した福祉とは全く関係のないジャンルで働いている。

このような、いわゆる「経歴が汚れる」というのも、立派な虐待の2次被害じゃないかと思う。
被害者は、虐待によって傷つき、虐待環境から逃れた後も、信頼できる治療者が見つからずに悩み、見つかったとしても、ひどい言葉を浴びせられて傷つく。
そうして良くなってきたあとでさえも、就職活動で不利益を被り、差別や偏見のまなざしで苦しんでいる。
このような回復期における2次被害も深刻である。
こうした状況に背を向けずに、当事者も声を上げていかなければ、社会は何も変わらない。
当事者自身が声を上げよう!!
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